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20090113

ロウソクデモを煽るのは誰か


中小企業診断士の三橋貴明氏が氏のブログで以下のようなことをおっしゃっている。
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昨日のコメントで妙な事を書いている方がいらっしゃいましたが、わたしは「公序良俗違反」「個人情報保護法違反」「ブラクラ」などの疑いがあるコメント以外は、一切、消しません。一度、中々開かないWebのURLだけを書き込まれた方がいて、ブラクラと勘違いして消しちゃいましたが。
 別に三橋の著作を批判するコメントを書き込まれても、一向に構いませんよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/22863768.html
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一般大衆が感情論に走りやすいのは、日本も含めた世界中の国でも同じでしょうが、それでもそれぞれの国には「感情的世論」に踊らされない人々が必ず存在します。日本の場合は国民の知識水準が平均化されていることもあり、一般国民の一部の人々ですが、欧米の場合はずばり「エリート」です。
 それが韓国の場合は、漢字廃止のおかげで、エリートまで含めた国民全員揃って「抽象的な世界」を失っているように思えてならないわけです。(注:ここで言う「抽象的」は、曖昧という意味ではありませんので、ご注意を。)
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/22913755.html
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しかし三橋氏は国籍法改正反対を明言し、その運動を支援する姿勢を見せておきながら、異論を示したこのブログからのトラックバックを削除している。
http://log1989.web.fc2.com/2008/20081117.html
意見はひとそれぞれで、なおかつ、異論を排除するのはそれぞれのブログオーナーの裁量のうちだとしても、少なくとも、排除をしておいて自分は排除はしないとみえをきるのは通らない。
いかにも自分は公平のような顔をして、実態はそれとは違うとなればこれは虚偽である。
国籍法改正についてはそれがごく当然の動きであり、なおかつ、危険性はほとんどないことは既に多くの人たちが説明を行っている。
反対派の主張は、誇張、虚偽、実態を踏まえない無知に基づいたものであり、はてなブックマークの国籍法タグを検索し、その主要な記事を読めば分かるはずだ。
国籍法改正については、事実を踏まえていない粗雑な妄想を展開しているのは反対派であり、三橋氏はそれに加担をしているのだ。
その人が隣国の「感情的世論」を揶揄するなど、悪いジョークとしか思いようがない。
韓国について言えば、私はリンク先の記事中の三橋氏の評はもっともだと思う。
韓国はその愛国主義によって、いつもいつも道を間違っている。
それと同様の現象が日本での国籍法改正反対運動なのであって、韓国のロウソクデモを笑うのであれば、日本人が日本国内のテーマでとるべき姿勢は定まっているはずだ。
それは「愛国主義」によって事実を曲げないという姿勢である。
事実に基づかない「妄想」を愛国主義という情熱によって“Aufheben”するのは韓国の例を見るにつけ、国を滅ぼす行為というしかなく、三橋氏は国を滅ぼす側に加担しているのである。

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